住宅ローンの借換え
現在組んでいるローンを別の条件のローンに組み換えることをローンの借換と言います。住宅ローンの場合には抵当権が設定されていることがほとんどですので借換えするにあたって従前の抵当権の抹消登記と新たな抵当権の設定登記をすることを借換えの登記と言います。
このように借換えの登記は抵当権の抹消登記と抵当権の設定登記を同時に行う事になり、それぞれの金融機関で打ち合わせることが必要です。
ご依頼後の手続の流れは概ね次のようになります。
1 お問い合わせ 見積りのご依頼
現在の登記状況や借換え金額等の内容、住所変更の有無等を伺い概算を提示致します。
2 登記のご依頼 金融機関との打合せ
正式な登記のご依頼を受けた後に借換え先、借換え元の金融機関と借換えの詳細の確認や実行までの段取りを打合せます。正式な見積りはこの時点で確定します。
3 ローン契約の立会い
原則として新規のローン契約の時に当方も立ち会わせて頂きます。この際にご依頼者様のご本人確認、意思確認などをさせて頂きますので運転免許証等の身分証明書をご用意下さい。事情によりローン契約に立ち会えない場合には契約前にご依頼者様の確認をさせて頂きます。その場合には一緒に抵当権抹消用の委任状を当方で作成して用意いたしますのでこれに署名・押印をしていただきます。
4 借換え実行 抹消書類の授受 登記申請
借換実行当日、朝一番で抵当権の設定登記を申請します。その後抵当権の抹消書類の受取りに同行します(時間等により同行できない場合もございます。)。金融機関によっては当方のみで受領できる場合もあります。抹消書類を受取ったら抵当権の抹消登記を申請致します。
5 登記完了 書類の返却
登記申請から完了まで10日前後かかります。登記が完了したら事前の打合せに従って書類をご返却致します。
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